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白蛇伝 (1958年の映画) : ウィキペディア日本語版
白蛇伝 (1958年の映画)[はくじゃでん]

白蛇伝』(はくじゃでん)は、中国の四大民間説話のひとつ『白蛇伝』を題材にした、日本最初のカラー長編漫画映画(アニメ映画)である。カラー、スタンダード(長編作では唯一)、79分。昭和三十三年度・芸術祭参加作品。文部省選定(少年向・家庭向)映画であった。
キャッチコピーは「蛇精の姫、幻術使い、珍獣の数々の乱舞跳梁」〔「東映動画アーカイブス」(ワールドフォトプレス)6頁 2010年〕。
== 概要 ==
日本初の劇場用長編漫画映画として「桃太郎の海鷲」(1943年,37分)、それに続く「桃太郎 海の神兵」(1945年,74分)があったものの、長編アニメ映画制作のシステムが確立されておらず、スタッフ達は他国のアニメの研究からアニメーターの養成、アニメ用撮影機材の開発などまで着手しつつ、2年がかりで作りあげていった。
この映画の制作に携わったスタッフは、その後の日本アニメ界を牽引する役割を担っていった。また宮崎駿のように、この映画を観た経験がアニメ界に入るきっかけの一つとなった人物もいる。
演出は、それまで東宝教育映画部で短編アニメを製作していた藪下泰司。製作は東映動画(現・東映アニメーション)。配給は東映。公開日は1958年昭和33年)10月22日。声の出演者は森繁久彌宮城まり子。彼らの台詞を劇作家矢代静一が執筆。他に、人物の動きをトレースしてアニメ化する手法「ライブアクション」のために、水木襄松島トモ子や、当時東映に入社したばかりの佐久間良子らが起用されている。
DVD2002年平成14年)7月21日に発売された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「白蛇伝 (1958年の映画)」の詳細全文を読む



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